龍の日記

日記とギター関連雑記

今のギター論

感情表現とか抜いて、フレーズ的なところでの考え方を書いてみる。

タッピングというものはあまり使わない。
理由としては、どこまでいってもニュアンスがピッキングを入れたものに比べて平坦なものになってしまうから。
アクセント一つでもそうであるので、個人的に好きではない。
勿論、使った方が複雑なリズム、ワイドな音程などでフレーズの幅が広がる。
なので、(あまり)使わない私はそのあたりの自由度を確保する為に別のものが必要になる。
限界はあるので、あくまでもあまり使わないという話であるが。

タッピングをあまり使わないことにしたので、フレーズの幅が狭くなったのをどうカヴァーするか?

結論から言うと、エコノミーピッキング、ハイブリッドピッキング(フィンガーピッキング、チキンピッキング)、レガートとなる。

エコノミーピッキングはフランク・ギャンバレがやはり参考になるのだが、ギター的ではないラインを作ることが出来る。
単純に速さに振り切ってメタル系のフレーズをやるのにも適しているが、普通には弾けないようなフレーズを弾くことにも適しているテクニックだ。

ハイブリッドピッキングは、昨今重要性が見直されてきた。
やはり弦をスキップする時にこれほどに楽に出来るのはあまりないのだ。
そして弾く(はじく)行為があることによってタッピングと違いニュアンスも出しやすい。
色々考えるとこれを使わない手はないのだろう。
だが、近年まではハイブリッドピッキングをカントリー風のチキンピッキングではなく使っているのはブレッド・ガースドくらいだったように思う。
結構謎だ。
ちなみに私は以前クラシックギターをちょっと弾いていた。
それとエレキを自分の中で混ぜるのはいまいちカッコよくないという理由で若いころは意識してエレキを指で弾くことはしなかったのだが、もうクラシックギターを弾かなくなって長いので「なんでも使ってやれ」という精神で使うようになった。

レガートはこの流れで出てくると「???」という感想を持つ人も多いかもしれない。
だが、私の考えはこうだ。
ピッキング(所謂フラットピックによるもの)が増えると、そしてそれがオルタネイトだとフレーズが直線的になりがち」
つまりメタル的な超スピードでスケールを弾くという点でいうとピッキングがあるとアタックもあり、速く弾けてカッコイイのだが、ピッキングというものは本質的に弦を移動したりと難しいことが多すぎるのである。
そもそも前述のテクニックも本来オルタネイトピッキングでどんなフレーズでも弾けるのであれば全く必要ないはずだ。
だが、現実的にはそうではなかったりする。
ここら辺、自分はアラン・ホールズワースを聴いていた時に「あ、これだ」と。
割と最近のメタルな人が難しいとされているプレイをしていてもその殆どがどうも直線的に聴こえるのである。
が、ホールズワースはそうでもない。
という訳で、自分はここで凄く基本的なレガートというものを入れた。
こうすることで左手の負担は増えるかもしれないが、フレージング的にはピッキングの困難を抜け出せるのである。
ま、現実的な話をすればああいうので全部ピッキングするというのがまだ今の自分のレベルでは不可能だし、そんなことが出来るのか?と思う部分もある。
とにかく、速さとかよりもいかに面白いフレーズを弾けるかを考えた時の話なのだ。

エコノミー
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ハイブリッド
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レガート
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